秋の熊野古道を行く<第3日>
11月23日(祝)

今日もバスの旅が続きます。
先ず、那智の滝を間近に見学。今年は雨が少なく滝に勢いがないとのことですが、十分見応えがあります。次回は、更に迫力ある滝を見たいものです。

熊野三山最後の熊野那智大社、西国三十三観音の一番札所青岸渡寺を再訪。何時の日か西国観音巡りを願い、西国巡礼朱印帳を購入しました。

そこから、今回の熊野ウォークの2回目のポイントである大門坂を歩きました。
杉並木の石畳は、参道らしい落着いた風情があります。
残念ながら時間の関係で30分程歩いただけで、途中からバスに乗車。前回も疲労から大門坂~那智勝浦の歩行を断念したことが、改めて悔やまれました。
紀伊勝浦からは、紀伊半島の先端の海辺を周る熊野古道「大辺路(紀伊勝浦~田辺)」となります。
後は、途中の橋杭岩・潮岬・三段壁・千畳敷の名所に寄りながらひたすら走りました。

<橋杭岩>弘法大師が紀伊大島まで橋を架けようとして造った橋桁との伝説。地層の歴史を、老ボランティア・ガイドが、声を嗄らして説明してくれました。

<潮岬>日本最南端。昔は台風のメッカでしたが、最近の台風は潮岬を避けているように思います。

<三段壁>この中の洞窟は、かつての熊野水軍の隠れ港とのことです。荒波砕ける洞窟は、秘密基地の夢を掻き立てるものがありました。

<千畳敷>花崗岩の石畳は、彫られた落書きで一杯でした。心ない観光客による自然破壊に、情けなくなりました。
田辺から大阪までは、熊野古道「紀伊路(田辺~大阪天満橋)」です。先週、開通したばかりの田辺のインターから高速道路に入り、一気に伊丹空港に向いました。三連休の初日と重なり、途中、渋滞もありましたが、無事、余裕をもって空港に到着しました。
かくして、熊野古道の「小辺路」「中辺路」「大辺路」「紀伊路」を走破し、3日間のバス移動距離は約500Kmとなりました。
伊丹空港で3日間の旅を共にした仲間と打上会を行い、深夜の羽田に向う機上の人となりました。
飛行機とバス利用の観光旅行は、乗り物で観光地を移動する贅沢な大名旅行であり、旅情を求める閑人の行動ではありませんでした。


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