120 秋の熊野古道を行く<第1日>
11月21日(水) <写真をクリックすると拡大します>

熊野三山での祈願が適ったのか、思わぬ熊野再訪となりました。但し、今回の熊野古道は、飛行機とバスによるパックツアーです。同じ旅でも交通機関が異なりますと、旅の内容は全く変わります。
アット言う間に時空を超えて行くスピードに、(徒歩の山旅の後だけに)当初は心身共に付いて行きませんでした。

早朝の羽田を発ち、好天の下、上空からの富士山眺望や日本列島の地理を楽しみながら、1時間程で関空に到着。慌しくバスに乗込み、一気に高野山に向いました。紀ノ川を上り、素朴な田園地帯を抜け、山道を登り、やがて大門から高野山の賑やかな門前町に到着しました。

早くも昼には、金剛三昧院の宿坊で精進料理を頂いていました。夏の小辺路の旅の時は、ここまでたっぷり2日間が掛かっただけに、東京を出て3時間後に高野山中に居ると言う実感が湧きません。
夏の時は境内に立ち入る事も無く通り過ぎてしまいましたが、この度は800年前の鎌倉時代に造られた本堂や本尊を参拝し、堂内にてゆっくりと静寂の一時を過ごしました。

<金剛峯寺>
休息後、寺社ガイドの案内で、奥の院・金剛峰寺を散策しました。高野山には4度目の参詣ですが、奥の院本堂の階下祭壇まで入ったのは始めてです。知らない高野山を、また一つ知りました。道中の慌しかった分、高野山霊場でたっぷりと時間を過ごすことが出来ました。
黄昏近く高野竜神スカイラインを、田辺・白浜に向いました。
スカイライン途中、8月真夏の炎天下を1時間掛けて歩いた想い出の箇所もアット言う間に通過。何の変哲もない風景ですが、一度でも歩いたところは直ぐ分かり懐かしさを感じました。
更に、夏の伯母子岳から遠望した護摩壇山周辺の風景の中を、車窓から眺めつつ通り過ぎます。周囲は、紅葉の終わった木々に覆われ、時折人家が点在する相変わらず山深い熊野の風景でした。
白浜温泉に到着した時は、とっぷりと陽も暮れ、夕食時限を遥かに過ぎた時刻となっていました。長距離の移動ですっかり疲れた身体も、温泉に入り美味しい酒で一気に回復しました。















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